「今度のテストで〇〇点だったら、ゲームソフト買ってあげる」とか、ご褒美制で目標を達成しようと試みたことがありますか?
私はあります!
特に、小学校時代は習い事の勝負事によく使ってました。
今度の試合で勝ったら〇〇買ってあげるとか…。低学年の頃は、それなりに効果的ではありましたよ。
習い事の先生に話したら、あんまりそういうのは良くないんだけどなぁとは言われてましたが…。
なぜ、良くないかといえば、ある一定のレベル以上になれば、ご褒美があろうが無かろうが、自分自身のこうなりたいという気持ちが全てになってしまうからですね。
中学になりたての頃、我が家もテストでのご褒美制をやってました。
実際、達成は叶わず、ご褒美をゲットはしませんでしたが、ご褒美制だけでやる気を得ようとしたことは間違いだったなぁと今は思います。
やる気が出るときというのは、やはり自分自身での明確な目標があるときだと思いますが、勉強をする意味を冷静に考えたとき、ご褒美をもらうために勉強するっておかしいですよね。
中学生くらいになったら、なぜ勉強しなければならないのか?は、きちんと理解する必要があると思います。
例えば、将来したいこと、なりたい職業を出来る出来ないは別として、目標としてみます。そうなるためには、じゃあどういう道筋があるか想定します。
あの高校に入って、あの大学に入ってあれを学んで…とか。
大学以降の目標はあくまで想定でしょうが、少なくとも高校は直近の達成しなければならない目標になるはずです。
じゃあその高校に入るためには、今の学力と比べてどうなのか?とか、だんだん具体的になるはずです。
やる気にならないことの多くは、勉強する明確な目的を本当の意味で理解していないためだと思います。
ご褒美制だけでは、いずれ限界があり、最後はもういいやと投げやりになる可能性があるかもしれないので、使い方には気を付けたいかなぁと思います。
結果的にすごく頑張ったなぁというときは、充分に活用しても良いとは思いますよ!