小学校の算数が得意な子というのは、どちらかというと「計算」が早いとかそういった能力がある方が成績も良い傾向がある気がしますが、中学からの「数学」では、「解き方」を理解する能力のほうが求められている気がします。
もちろん、小学校の四則計算が出来ないようでは、数学も進めにくいことは確かで、小学校の基礎的部分が抜けていると中学でも授業での理解度は厳しくなると思います。
しかし、四則計算の速さというのも、一種の訓練というか演習量で、伸ばすことができるものだとも思いますので、小学校で苦手だからといって、中学の数学がまったくできなくなるという事でもないと思います。
入試に向けて、または、高校の学習に向けてという考えでいくと、図形や証明など、どうやって解くか？といった問題も多いわけで、問題を解く過程の考え方のほうが大事なんだと思います。
問題を見て、「わかならない」「解けない」というところから、前に進めず、どうやったら出来るのか？という思考をもたないと、中学からの数学は難しいかもしれません。
どの学年も、最初のころは計算問題系の部分から、勉強が始まります。
この段階では、みんなが「結構できそう」という感触があり、中１の最初の中間テストなら、ほぼほぼみんなが、「９０点以上はとれるかも」という感覚があります。
実際は、テストになると、ケアレスミスなどもあったりするので、すごく出来る子でも１００点をとるというのは１人だったりしますが・・・。
その後、方程式や比例、図形などに進むと、単純な計算能力だけでは難しくなり、最初から「できない」という感覚を持つ子も出てきます。
なんとかすれば「解けるはず」という思考を持ち続けることで、また、間違いを何度もやり直すような根気が必要なようです。
社会や理科のような暗記系のものと違って、数学、英語などは積み重ねの学習とよく言われますが、たしかに、中1の内容を理解できないと、中2の内容も出来なくなります。
結局は、中3になってから、出来ないところまで戻っての学習になってしまうので、数学、英語は日々のこつこつ取りこぼしがないようにやらないと、あとが大変です。
我が家も数学は本当に苦手で、特にこの「解き方」という思考をあまり大事にしていない傾向があるので、塾でもその部分を指摘され、現在はその思考を改善中・・・。
たまに塾のノートをみると、間違いの箇所に「なぜ間違ったのかの原因」を事細かに、文章で書かされているようで、まれに、「適当に書いたから」とか、自分でかくのも恥ずかしいような内容のときもありました・・・。
でも、それも本当の姿ですね。
知られたくないような恥ずかしいことも、全部明らかにして、とことん原因をはっきりさせること。
重要だと思います。
学校の授業だけでは、なかなかここまで、原因をあからさまにしないでしょうから、また、塾でも集団授業だけだったら、その本人も、なぜできなかったのか、うやむやになって次に進んでしまうでしょうから、こういったところは、個別指導の良いところかもしれませんね。
とはいえ、原因を明らかにしたことで「終わり」ということでは、まったく向上できないんでしょうけど・・・。
それがまだまだ出来ていないから、相変わらず「ケアレスミス」が直らず、テストではいまだに結果が出ていないんですけどね・・・。
継続は力なり。
それでも、同じことを注意してやり続ければ、いつかは結果がでることを期待します。
This is dummy text. It is not meant to be read. Accordingly, it is difficult to figure out when to end it. But then, this is dummy text. It is not meant to be read. Period.