たしかに、小学校で一日2時間くらいの家庭学習習慣があったら、かなりいい方だと思います。通塾していれば、(進学塾なら)それくらいの時間は確保できるでしょう。
となれば、必然的に成績は良くなると思われます。
小学校でぱっとしなかった子が、中学で「こんなに出来る子だっけ?」というパターンも、小学校時代に全く、学習習慣がなかった子が、中学で自学をするようになったりするためでしょうね。
かといって、単に自学の時間が多いからといって、同じように成績があがるかと言えば、そこはやっぱり違いがあります。
「勉強の質」なのか「もともとの地頭」なのか、定かではないですが、少ない時間でも、上位の成績を維持している子もいます。
超トップクラス(たとえば、学年で1,2位)なら、自学の時間も、やっぱりそれなりに多くこなしている傾向があり、地頭だけではその位置をキープするのは無理かと思います。
以前、常にトップだった子が「俺、勉強大好き」と言っていたそうですが、超トップ層というのは、そういうものなのかもしれません・・・。
大好きと言えるとこが、すごいです・・・。
息子は「勉強きらい」なので、自学の時間も、テスト前じゃなければ3時間以上することもないですし、集中もそこまで続かないタイプです。
でも、塾の宿題が以前の倍以上になったようなのですが、やってる時間は、以前と同じなんです。
どうゆうことなのか?
これ、本人も気が付いていないと思うんですが、解くスピードがすごく向上したということなんですね。
同じような時間内で、今までは2ページ分の内容量だったのが、今は5ページ分をやっています。
そして、終わる時間は、今までとほぼ同じか、プラス30分程度長くなっています。
たぶん、息子は宿題の量が倍に増えても、時間も倍に増えるという思考回路ではなかったのが幸いしたのか、増えても、同じような時間でやろうとしていたので、結果、解くスピードが自然に早くなったということみたいです。
中2からは、塾での学習進度がとても速くなり、中3までの範囲を、中2で終わらせる予定で進んでいます。そのため、宿題の量も、倍以上に増えていたんですね。
中1のころから、いや、もっと前の小学校、幼稚園にさかのぼってまでも、「マイペース」で「スローペース」だったことが、ずっと課題でしたが、現在の状況下で、それが克服できたらいいなと期待しています。
学校も、本格的に学習がはじまりましたから、自学の時間は今まで通り、でも「質」「量」を考えながら自学を進めてほしいですね。