毎日暑いですね~~。
この環境の中で、いかに集中できるか。。。
ほんと、大変です。
さて、さて、
最近の中2の息子のモチベーション低下と、集中力の短さ!
かなり問題だと思ってまして、
なにがしかの改善を図ろうといろいろと考え中。。。
それと、成績が思うように伸びず、本人も迷走している感じがして、
それを改善するためにも、先日塾に面談(というか相談?)を申し込みました。
今現在かかえている親の目からみた問題点と、
本人が感じる問題点、それをどうしていけばよいか???
というような内容を約2時間ちょいかけて談合。。。
ホント、貴重なお時間なのに、長時間ありがたいです!
いつも授業にでてくださっている先生と、たまに授業をしてくださる先生と
お二人で対応してくださいました。
お二人とも、電話ではいつもお話しさせてもらってましたので、
初めてお会いするとはいえ、お話はし易いです。
まずは、親のめからみた、今現在の問題点をいろいろと説明、
学校でも集中力がなくて、それが内申点にも響いているということ、
今現在のテストなどの成績をもっと伸ばさなきゃいけないとは思っているが、
本人はそれをどのようにしたらよいか、自分でわからずジレンマになっている感じ。
そして、そもそも、
自分で計画的や戦略的に進めることが今現在できていいなので、
きちんと勉強時間を確保して、ひとつひとつ丁寧にやっていくことが
苦手ということ。。。
あくまで、親目線での現状を一通りお話して、
次に息子本人からの、思っていることを話してもらいました。
息子本人の観点でも、
ほぼ同じような話で、だた、3者面談という条件のなかで、
思ったことを全てはなしているわけではないでしょうから、
ほんとのとこは、わりませんが。。。
ということで、現状の問題点を伝えて、
家で考えてきた、その解決法というか、塾に対しての要望というか
そういったこともお話しました。
まず、親からの要望としては、
「勉強量を増やすこと」「塾の宿題以外の勉強内容について、塾でチェックしてもらうこと」
とにかく勉強量をもっと負荷をかけて、四の五のいわずにもうやりまくる!
とりあえず、大きくはこの二つを要望。
そして、このようなお話をふまえて、
塾側からのお話の内容。。。。。
まずは、成績を向上させるための対策として、、、
そのためには、「勉強の量」と「勉強の質」双方が必ず必要で、
「量」をものすごくこなしたとしても「質」もともなっていなければ
成績は伸びない!と断言!
なので、親からの「四の五の言わずとにかくやる」的な方法は
やんわりと否定される・・・。
そうでしょうね。。。否定されますよね。。。
だって、この塾のめざしているものは、「自分」で「自学」のできる
「与えられたものをただこなすのではない」「自ら学ぶ目的を持つ」
「将来的にもつながる」「学習の方向性」なんですから・・・。
先生はおっしゃいました。。。
「高校に入学すること、または大学に入学すること「だけ」が大事なのではなく、
そこで「何を学ぶ」のかということを、きちんと自分でつかんでいるか?が重要だ」
「何のために、今、勉強しなければならないのか?」
「その目的がきちんと自分で理解されているか?」
これらのことを、よく自分の中に落し込めていないと、
「やる気」も起きないし、「自分からやらなきゃ」という気持ちも起きない。
「やらされている感」になってしまうんです。。。と。
先生:「なぜやらなきゃいけないか?は自分でわかる?」
息子:「はい、目標の大学に入って、やりたいことがあり、そのためには
まずは、この高校に入らないといけないんです。」
先生:「じゃあ、勉強の質も大事です。」
「○○くんのめざす高校に合格した人たちは、必ずやっていることです。」
「それを習慣化していくように、努力しないといけません。」
「それは、間違いノートです。」
といって、その目的、やり方などを、本当に詳しくお話してくださいました。
ああ~。そういえば、
以前このブログの記事でも、「間違いノートをつくる意味」ということで
書いたことがありました。
でも、その時の記事の内容を読んでみましたが、
「かなり軽く受け止めてたな・・・」と、正直な感想。。。
今は、もう藁をもつかむ思いでの面談なので、
同じよな説明でも、深くその目的を、意味を理解できました。。。
そのまま説明すると、
かな~~り長くなってしまいそうなので、要約すると。。。
問題を解き、丸付けをします。
×の問題をどうしてますか?
ただ「×」だった・・・。さて、正しい答えに直しとこう・・・。
これは「絶対にダメ」。
「×」だった・・・。
なぜ、間違ったのか?
その原因を徹底的に、ほうとうに徹底的に、最後の最後まで、
開きつくして、かならず書いて保存しておく。
そして、出来なかった問題は、問題集に「×」とか目印をつけておいて、
出来なかった問題だけをまた、解いてみる。
もし、2回目できたら「○」、またできなかったら、2個目の「×」。
そして、全部が「○」になるまで、徹底的に繰り返す。
この過程のなかで、一番重要なのは、
間違った問題を「解剖すること」ですね。
そして、どこまでは理解できていたけど、どこからが
間違っていったのか?というように、どんどん細分化することが
良いそうです。
普通は、ある問題の中でも、
ここはあってるけど、ここが違っているというように、
部分、部分で違っているので、それを自分でよくひも解くこと、
そして、一番の重要ポイントは
「ひも解いていくという頭の思考の仕方」の訓練をすること、のようです。
これって、誰でも出来そうで、簡単そうなことなんですけど、
そういう簡単そうなことほど、みんなやらなかったりするものです。。。
例えば、野球の素振り。
王選手は毎日欠かさず、お酒を飲んだ日でも、
とにかく素振りを毎日毎日、ただひたすらにやったそうです。
そして、結果的には、偉大な歴史に残るような選手になりました。
今現在、野球をしている少年たちも、
毎日人より多く、素振りを続ければ、きっと人より上手になれるはずです。
でも、この毎日欠かさずやり続けるということが、
この誰でもできそうなことが、
実は出来なかったりするんですね。。。
勉強も同じ。。。
まあ、多少の地頭もあるとは思いますが、
ごくごく単純なことを、素直にやってみる、やり続ける人だけが、
結果、その恩恵を受けることができるんですね。。。
息子も、いつもこの間違いの正しい直し方については、
学校でも、塾でも、教わってもいるし、どうして大事なのかも、
聞いてもいたと思いますが、今までは、
「はい、はい」って感じで、真面目に受けとめず、
その通りに自らとりくまなかったんでしょうね。。。
今回ばかりは、さすがに面談でのお話だったし、
二人の先生からの、真面目なお話だったし、
その、重要性と、今現在の伸び悩みからの解決の糸口という点でも、
きちんと受け止めた様子でした。。。
とはいえ、
さっきの素振りと同じで、
そして、「やる」か、「やり続けるか」ということは
これからの「本人の姿勢」にありますからね。
でも、やれば、きっと結果はついてくると思います!
そして、そして、
面談はまだまだ、続くんですが、
長くなりましたので、続きは「その2」で書きたいと思います。
でも、面談してもらって、なんか親子ともどもすっきりした気分。
こんなことが、お願いできるのも、
この塾が比較的、小規模の塾だからでしょうか。
きっと大手の塾だったら、そんな精神面のような内容まで
触れてくれるでしょうか・・・?
次回は、「勉強の量」対策について、具体的に塾と決めた内容に
触れたいと思います。