ここまで連続NO.1になったら、もはや知らない人はいないでしょうね。
秋田県は全国学力テストで小学生は、毎年のように1位を獲得しています。
中学生も、ほぼ毎年上位です。
ここまで、続けたらもちろん「まぐれ」ではないでしょう。何かしらの勉強方が必ず存在し、それを実行している結果だと思います。
東北地区の中では、人口も少なく(人口減少率はたしかNO.1だったような?)、交通のアクセスもさほど良いとはいえないせいか、企業の進出も多くはないでしょう。決してめぐまれているとは言えない条件化です。
都会のように、塾通いの子が大半をしめるというわけでもなく。教育費への投資額が多いわけでもない。でも、いつも学力テストではNO.1!
いったい何が他とちがうのか?
個人的に、秋田に知人がおり、その辺りのことを聞いてみました。
当人たちは、意外と何か特別なことをしているつもりはないようです。とにかくいつもやっていることをあげてもらいました。
やってること。
○ 毎日の家庭学習
終わり・・・・。
ええーーーー!
それだけ?
そうなんです。それだけなんです。
とにかく、小学校1年から、学校からの課題(宿題)は、毎日の「家庭学習」。
いわゆる決まったプリントの「宿題」というものではなくて、学習する内容・様式は自分で決めてよいというルールで、好きな教科を毎日最低1~2ページする。ということが「宿題」だそうです。
自分で好きに教科を決めても良いので、まあ、子供は自分の得意な教科とか、楽な教科とかを優先してしまうみたいですが、あんまり同じ科目が続いたり、同じ学習内容ばかりだと、一応先生からは、「違う教科もやってみよう!」とか「別の調べ方をしてみよう!」とか、アドバイス的なことがくるそうです。
あとは、がんばりシールとかで、ノートを出すたびにシールを貼ってもらえるので、シール欲しさにがんばるとか・・・。
1、2ページというは最低限の子の場合で、多い子は5ページも6ページもやってくるとか。。。
一番の目的は「学習習慣」ということらしいですね。
とにかく、机に向かう。学校の学習を復習する。という「毎日の習慣」が中学生になってもきっちり差がでるということなのかもしれません。
今や、秋田県は教育関係者から注目の的。他県からの見学、研修のかたがたくさん訪れるそうですよ。
実際、子供たちはどんな風にノートを作って学習しているのか?
ちょっと見てみたいこんな本も出ているようです。
息子も小学校時代、途中から宿題プリントをやめて、この家庭学習形式に変わりました。やっぱり「秋田式勉強法」を参考にしたらしいですよ。
結果どうだったか?というのは、まだまだ先のことになるんでしょうけど。小学校のうちから「自学」という習慣はとっても良いことだと思います。
結局、中学生になると、塾でも学校でも「自学」ができないと高校にいったらこまるよ!って言われてますからね。。。
いまだに「自学」がうまくできていないわが子を見ていると、もっと小学校でまじめに取り組んでおけば良かったな~と思ったり・・・。
いまさら、しょうがないですけどね。