学年末で通知表ももらい、市内の共通テストの結果も出ました。(学習確認プログラムです)
通知表はとりあえずおいといて、市内約9700名ほどの総体数の中で、位置している順位は、おそらく2800~3200番の間ではないかと思っています。
この共通テストは個人の確定的な順位や、偏差値がでないので、非常にあいまいなんですが、何とか自分なりに駆使して予想する偏差値をだしてみました。
予想する息子の偏差値は55、56程度と計算されました。なんとも微妙な数字ですね。通知表からの読み取りでも、おそらくこんな感じで、あまり違っていないと思います。
同級生の中では、このあたりで同じような子が数名存在します。通知表もほぼ似たような感じらしいです。
でも、この微妙に「すごく良い」でもない「悪い」でもない、まあまあ平均点よりは、いつもいい点数を取っていて、でも「すごく良い」わけでもない・・・。というのが、本人にとっても中途半端な「自分ってそんなに悪くないよね」って気持ちを持たせちゃっている気がします。
例えば、平均点に届かないテストの点数だったら、「やばい!」と思うそうです。そして、次回はなんとかしないと。と思うらしいです。
でも、いつも全教科、平均点よりも上回っていると、それは普通のことで、あとはいつも似たような点数の子たちと、今回はどうだったかと見せ合いっこをして、「○○よりよかった」みたいな評価で終わっています。
比べるのは、いつも似たような点数の子たち同士で、それより上の子、つまり学年トップの子とは絶対に比べません。「別物」としているみたいです。
おいおい、息子の目標としている高校は、その学年トップに追随しないと無理なんじゃないの?親的には思うんですが、本人は「普通より出来てる」というこっちからすると中途半端な気持ちがあって、どうにも・・・。
でも、これって、かなり意識改革が必要かと思ってます。
以前何かで読んだんですが、偏差値40台より、偏差値55くらいの人のほうが、伸びない可能性が大きいんだとか・・・。
その理由は、偏差値40台の人は、勉強法というものが確率できていない場合が多いので、その方法を教えるとすぐに結果がでやすいそうです。
偏差値55くらいの人は、自分の勉強法にある程度自信をもっているため、成績が上がらないのは「勉強時間」のせいだと考え、「勉強法の質」を見直さず、「勉強法の量」を求めてしまうので、やってもやっても思うような結果にならない場合が多いのだとか。
たしかに、これは思い当たることがあります。中の中から中の上程度の成績の子たちは、それなりに勉強も自分でできて、時間もそれなりに集中してできる子たちだと思います。同じくらいの成績の子もむしろ息子より、学習時間は1.5倍は多い感じでしたし、でも、毎回とびぬけてテストの点が良いというわけでもないんです。
定期テストの前だと特に、「何時間やったか」というのを気にしてしまいますが、「勉強の質」をもっと考えて、今の「そこそこの人たち横並び」という状況から脱しないと、今の上に上がるのが「普通の位置」という意識になれないでしょうね・・・。
正直、もっと負けず嫌いになってほしいものです。