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間違いノートを作る意味


学校でも、塾でも、テストなどの後には「間違いノート」を作るような時間があります。正直、私自身そんなにこれを重要視していませんでした・・・。先生すみません。

たしかに、間違えたところを振り返って解きなおしをしないと、原因がわからないまま次に進んでしまうなあとは思ってはいましたが、息子もなんとなく、言われているからやっているだけ。という感じです。

でも、数日前にある記事を読んでいて、いかにそれが大切なのかを、本当に実感しました。そして、今までのテスト勉強法もあまり効率が良くなかったなあと感じました。

その記事には、テストの時ばかりでなく、日常の時でも、間違えている問題は、都度「間違いノート」にまとめていき、出来るまで何度でも繰り返すこと。となっていました。これ自体は、よく見かける勉強法ではあるんですが、その記事では、「解ける問題は勉強時間にいれなくていい」とまでなっていました。

要は、一見して解ける、分かる問題をわざわざ時間を割いてやらないで、出来ない物だけを徹底してやりなさいというものでした。

なので、問題集を全部やらなくていい。ということらしいのです。

これは、多少こわいですが、次回からやってみようかな?と思っています。

ちなみに、これは限られた時間があるテスト勉強法ということで、日常の復習はこのかぎりではないと思いますが・・・。

たしかに、今の塾でテスト勉強用のプリントを渡され、それを丁寧にやると、どうしても2週間前くらいでは到底やりこなせない問題量があるんです。

今まで、一度も全教科でそのプリントをすべて解いたことがありません。いつも時間切れです。

そのプリントの構成が、ステップ1は語句などの基礎的な問題、ステップ2は基本問題、ステップ3はちょっと応用的な問題・・・。というように丁寧に進めるような内容でになっており、丁寧には出来るんですが、丁寧過ぎて時間切れになるんです。

あまり得意でない科目になるともうステップ2くらいでやる気をなくしてますね。

出来ているところは、思い切って抜いてみるのも一つの方法かもしれないと思いました。その記事によると、テストで結果を出すというのは、出来ていないところをいくつ「出来る」に変えることができたかの結果だということで、間違えたところを集中的にやることが良いのだそうです。

そして、分からないところは、答えを見てから解くべきだ。とも書いていました。

答えを見て、解き方を見て、同じように解いてみる・・・。そして答えがあっていたら、まだ類似のもんだいを今度は答えを見ずに解いてみる。もし、またできなかったら答えを見て、解き方を見て・・・。と繰り返し「間違いノート」で定着させるのだそうです。

数学だったら、もしその解き方の中で、以前に習ったところに戻らないとできない場合は、きちんとそこに戻ってやっていかないと、絶対に出来るようにはならないそうです。

たしかに、中学の数学、英語なんかは、中1の学習の基礎がないと、中2、中3の内容ができなくなると聞きます。

出来る「知識」を増やさないと、成績は絶対に伸びていかないそうです。たとえば、数式も「暗記」にたよっていると、それは本当の「知識」ではないので、問題の出し方が変わると、とたんに解けなくなってしまうそうです。

「間違いノート」をつくるとよいとは、よく言われることですが、きちんと活用できるようにしてみたいですね。





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