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中学校の評価(内申点)について、その1


新中学1年生で気になると言えば、直接高校入試に響いてくる「内申点」というものではないでしょうか。京都の場合、入試当日の点数と内申点の合計で合否を決めますが、テストの当日点と内申点の配分は約半分あります。非常に影響の大きなものですね。では内申点とはいったいどういった評価をするものなのか?

息子の学校では、中学入学後に各教科の「評価基準について」の説明が記入された書類を渡されました。内容は、各教科で何をどのような基準で、評価するかのとても詳しい内容が書かれています。詳しく書いてはありますが、肝心の具体例はありません。

ですので、じゃあ「5」をもらうためには、テストで何点くらいとればいいのか?とか、ノートはどの程度の内容でまとめるといいのか?とか、そういった具体的なものは記入されていいないので、評価の種類としては理解できるんですが、何をどのくらいといったことは、その資料だけではさっぱりわかりません。

ですが、評価の基準ポイントとしては、ざっくりと、「定期テストの点数」、「提出物の出し具合」、「ノートのまとめ具合」、「小テストの点数」、「授業態度」というところが主な観点になろうかと思います。

今回は、基準ポイントのうちの「定期テスト」について。

一番わかりやすいといえば、この「定期テスト結果」です。しかしながら、これもまた、テストの問題の中は観点別に分かれた問題構成になっており、例えば、英語のテスト問題のなかには「知識・理解」「意欲」など4項目の観点があり、テスト全体の点数は90点だとしても、知識・理解は100%のうち何割の正解率なのか?意欲は何割の正解率なのか?、ということが細かく分かれて、採点がかえってきます。

以前の先生の説明によると、定期テストでのおおよそ目安の評価は「3」が40点~80点までの範囲くらい広いものになるとのことでしたので、「3」という評価は4に近いものから2に近いものまで、非常にあいまいな評価ですね。

とはいえ、テストが前回よりちょっと下がる程度では、「3」から「2」になるというような急激な下降には、テストの点数だけでみるとなさそうに思えます。

そして、3学期制なら中間、期末と2回のテストがありますから、評価は平均した点数をみるか、または、中間より期末があがったという見方をするか?というところになると思います。

定期テストだけが評価基準ではないとなってはいますが、半分以上はテストの影響はあると考えます。ですので、「4」以上の評価がほしいとなれば、テストでは少なくとも90点以上は必要な気がします。

息子も、90点以上コンスタントに取れている教科は、「4」になっていますが、90点だったり、80点台だったりと安定しない教科は「3」です。

1年間見てきて、やはり90点以上というは、いつも目標に置いておかないといけないと思いました。

90点以上としましたが、中学1年の最初の中間テストだけは「別物」と考えなければなりません。この最初の中間テストは、みんながとんでもなく良い点数を取るからです。

5教科合計420点くらいとっていても、順位としては半分くらいか、半分よりちょっと良いかというくらいです。5教科で400点以上ということは、平均80点は取っているということになりますが、最初の中間テストは、今思えば、本当に簡単な問題で、しかも範囲も少なく、事前の予想問題をだしてくれるなど、学校側もとってもやさしく対応してくれます。

ですので、1学期の中間、期末で平均90点前半の点数であっても「5」はもらえませんでした。周りのみんなの平均点が高すぎますからね。

というわけで、もちろん1学期から高得点をとっていれば、問題ないと思いますが、本当の格差がでてくるのは2学期からだと思います。

そこで、どれだけみんなと差をつけることができるかで、評価に影響がありと思ってください。

次回は、「提出物」についてです。








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