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中学校の評価(内申点)について、その2


新中学1年生で気になると言えば、直接高校入試に響いてくる「内申点」というものではないでしょうか。京都の場合、入試当日の点数と内申点の合計で合否を決めますが、テストの当日点と内申点の配分は約半分あります。非常に影響の大きなものですね。では内申点とはいったいどういった評価をするものなのか?

各、観点別評価「A~C」までの評価が存在し、それを総合して、いわゆる通知表の「1~5」の最終評価がでます。イメージは2段階の評価ある感じでしょうか。

評価の基準ポイントとしては、ざっくりと、「定期テストの点数」、「提出物の出し具合」、「ノートのまとめ具合」、「小テストの点数」、「授業態度」というところが主な観点になろうかと思います。

前回は、ポイントの内、「定期テストの点数」という部分についての記事でしたが、今回は「提出物の出し具合」についてです。

各教科で出された宿題については、もちろん提出するのはいう間でもありませんが、先生方はその提出日もチェックしています。

たとえば、○○日まで出すように。というものだったら、その日を基準に、次の日ならマイナス1、次の次の日ならマイナス2というように、出さないわけでないが、遅れて出すということにより、評価は基準値からマイナスされていきます。

やっていたとしても、その日に家に忘れてしまえば、もちろん遅れて出す&忘れ物してるという評価です。

でも、この部分の評価って、定期テストなんかに比べたら、そんなにみんなの評価に差があるものではないんじゃないか?って思えますが、私が思うに、国語とか、美術、技術などの記述系の教科では、差が付く部分があります。

それは、感想文とか、調べものとか、書かせて提出するものです。

この記述系の提出物で、少ししか書いていない人と、沢山書いている人では、かなりの差があるようです。現実、息子は記述系をあまり丁寧にやらないので、少ししか記入しておらず、観点別の評価で「C」がついたことがあります。理由をきくと、この記述式の提出物でさらっとしか書いていないから。

「エ!そうなの?」って感じですが、そのようです。こういった提出物などは、内容が非常に良くできているとかという評価よりも、きちんと積極的に授業に参加し、自分なりにきちんと考えているというような姿勢が重要ポイントなのかもしれません。

それ以来、記述のものはとにかく沢山かきなさい!と話していたため、「C」評価の項目はなくなりました。

副教科でのテストでも同じとこが言えますね。たとえば、美術のテストで「この絵を見て何を感じるか?」というような問題があるとします。ここで、沢山の項目をだすと、一つの項目が1点換算され、10個書いた人は。10点もらえる・・・。というふうに、書けば書くほど得点化します。

というわけで、提出物でひとつ差をつけるとすると、とにかく授業を良く聞いて、記述はたくさん書いておく。ということが効果ありだと思います。

もちろん、提出日は厳守してくだいね。

では、次回は一番面倒な「ノートのまとめ方」です。







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