定期テストでの順位を教えない理由とは?



現在通う公立中学では、定期テストなどの順位は開示されていません。

公立中学でも、県が変われば、開示しているところもあるようですね。


順位を教えるのが良いのか、悪いのか?


これは、今の子供たちの時代はどうなんでしょうね~。。。

自分の学生時代は、順位が張り出されるのは「あたりまえ」の時代でしたから、別に疑問など持ちませんでしが、聞いていると、昭和50年代以降のころから徐々に順位の公表はなくなっていったようです。

順位の公表がない時代の人に聞くと、順位が張りだされていた話をすると「なにそれ!プライバシーの侵害ですよね!」と真顔で言われたりします。

平成の時代になって、廊下や教室に順位が張り出されるという光景は、ほぼなくなっていると思います。成績の公表を行っている中学でも、三者面談などで個人の部分のみを教えるという程度のようです。

はたして、それが良いのか。悪いのか。。。

国・私立の中学や、塾では順位の張り出しなどもありますよね。

行政機関が関係するような「公立」の学校では、公表がない。

その理由はなんでしょうか。。。。

「いじめの原因」ということもありますよね。

事実、中学最初のテストのあと、お互いの点数のみせっこをしていて、おおよそのレベル判断が進んでいくと、勉強がニガテな子が「的」になるという事件がありました。

「子供の精神安定」のためということもありますよね。

近頃の子供は精神的に決してたくましくはないと思います。自分の結果を点数ではなく、順位で表されると、その順位に一喜一憂しすぎることもあるかもしれません。

「個人情報」の非公開ということももちろんあると思います。

成績とか順位とかは、もっとも個人情報ですよね。最近の受験での合格発表でももはや名前などはださず、番号のみですし、その理由はあると思います。



しかし、上記のような理由などがあったとしても、運動会で順位をつけなかったり、なんというかいったいどのような「大人像」を望んでいるのか。よくわからなくなります。

学力が優れていても、生きる力である生活力とはまた違うと思いますし、人としての強さや礼儀などはあらゆる人とのコミュニケーションが必要なんじゃないかなーーと思ったりします。

先日、ある高校の学校説明会に参加してきたのですが、そのときに、生徒の活力というか、個の力というか、そういったものをすごく感じた学校で、ごく一部ではなく、ほとんどの生徒がそういった「力」があるような印象でした。

まわりがそうなら、多少大人しい子も、きっと影響を受けて積極的になりそうでしたし、強くもなりそうな気がしました。

その学校は学力も大変優秀でしたが、「優秀だから」という理由がイコールとは思えませんでした。

考え方がそうさせているんだなーと思ってみていましたので、子供には、普段でもあんな風にできることっていっぱいあるよね。と話していました。

本当は「個」のパワーはまだまだはかりしれないのに、「守って」「けがしないように」して、小さく小さくまとめようとしているのかなーーーと今の「平等」大事な公立中学をみていてちょっと感じました。



さて、定期テストにいよいよ突入してしまいまして、4教科(音楽・美術・技術家庭・保険体育)はまたもや一夜漬けのようですね(笑

2学期ってほんと行事がありすぎて、いまいちリズムのとれない時期ですよ。。。







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